潮の満ち始めた夕方、キアシシギがもうじき水没してしまう浅瀬に集まり粘っています。
ソリハシシギとムナグロも1羽混じっていますが、
アカアシシギ達は、一足早く伐採区に退避したようです。

みるみる狭くなって、込み合う浅瀬にチュウシャクシギが飛び込んできました
大きなチュウシャクシギに、小さなソリハシシギはビックリです

でも、落ち着きましたね。
チュウシャクシギは、受け入れでした。

お！でも、新たな影が・・・


みんな、たまらず、お引越し～

ダイサギさん、ひどいじゃないの・・・(;^ω^)


でもこの騒動のおかげで、こちらは面白いものも見れました。

キアシシギ、ソリハシシギ、イソシギ、シギ3種の飛び姿。
イソシギの飛翔時の羽模様は、意外と個性的です。

ソリハシシギって、細い所でも意外と安定してとまっていられるんですね。

キアシシギでは、こうは器用にいきません。
体の大きさのせいでしょうか？足指の構造も違うんでしょうね。

少し大きなチュウシャクシギは、マングローブの樹上でも
意外と安定して休むことができるようです。
樹上で小競り合う余裕もあります。

キアシシギも満潮時は、樹上で休みますが、
太い枝を選んで、ジッとしてます。
この日集まっていたのは、メヒルギ。今は、花がたくさん咲いています。
林縁部の木は、種子を多く付ける傾向があるようです。




本日の出演者：キアシシギ35羽、ソリハシシギ8羽、イソシギ2羽、ムナグロ1羽
チュウシャクシギ17羽、他ダイサギ、コサギ、アカアシシギなど

観客：クロハラアジサシ1羽と水辺の生き物1匹


1羽っきりのムナグロ。
このムナグロ、今週は干潮時によく姿を見せてくれ、漫湖に1羽でとどまっている様子です。
満潮時は、姿が見えないことが多いので、近くの耕作地などに退避しているのかもしれません。
近年、漫湖へのムナグロの飛来が減っているのは、ハヤブサや底性生物の減少といった要因の他
漫湖の周囲で、満潮時の退避場所が急速に再開発されているせいもあるのかな・・・。