カラスに襲撃されたの通報があり、市の担当者と確認に行ってきました。
親鳥に”カーカー”威嚇されながら、通報のあった近辺を見回すと、公園駐車場のソウシジュに巣を発見。
去年のように、人通りの少ない木道奥でやってくれればよかったのに・・・
カラスもツミも、何を基準に営巣場所を選んでいるのか・・・(~_~)

ヒナでも孵っているのかと思いきや、巣は空のようです。

隣のガジュマルに目を移すと、青灰の目に赤い口、幼鳥が巣立っていました。
まだ上手に飛べないけど、そこそこ移動するし下の方まで降りてくるので、
親鳥がモンスターになってしまっているようです。
幼鳥に注目すと親鳥の威嚇が本格的なってきて、写真を撮っている間も、怖い怖い・・・
ケガを負うような攻撃はないと思うのですが
襲われることには、不慣れだし・・・、鳥のモビングは心理的にダメージが大きいのです

観察時、幼鳥は2羽かと思っていたのですが、写真でチェックしたところ3羽と思われます。
幼鳥の判断ができなかったのは、下の写真で後ろに写っている子です。
目が白いですね。見えているんでしょうか？
他の2羽が、しきりに動き回って遊んでいるのに、この子はほとんど頭も動かさない。
写真で詳しく確認するまで、幼鳥と思えませんでした。

確認の結果、1週間ほどは周辺の通行に十分注意してもらうよう注意喚起してもらうことになりました。
カラスのモビングは背後から奇襲をかけてくることが多いのですが、これは人間が怖いからでしょう。
人間は警告も聞き入れず、逃げることもままならないヒナや卵にどんどん迫ってくるので、
親も必死で、反撃を食らうかもしれない範囲にまで飛び込んできているのだと思います。
怖いなら、人通りの多い所に巣を作らないでほしいのですが・・・、カラスと喧嘩をしても仕方がないです。
カラスの言い分に耳を傾け、幼鳥と背後に注意し
カラスの奇襲に驚かされて、転んで怪我などしないように注意しましょう。


カラスの確認が済んだので、干潟で鳥さんチェック
大雨の後、シギチが少しですが増えているようです。
アオアシシギ、アカアシギ、キアシシギは数が増えていました。

ソリハシシギの姿があります。

手前の2羽はシロチドリでしょうか？

コアジサシの求愛給餌も見られました。特大魚のプレゼントです。

クロツラは、4羽が揃っていました。
顔を上げているのは、あつあげ、こんにゃく、玉ねぎです。

玉ねぎは、近くで見れています。